第一種電気工事士を取得しよう

技能(実技)試験のテクニック

僕が実際に技能(実技)試験で使っていたテクニックをいくつか紹介します。

 

主に時間短縮のために使っていたテクニックですが、実技試験は時間との勝負でもあるのでぜひぜひ活用してみてください。

 

 

1、長さなんていちいちメジャーで測らない

 

実技試験用のテキストを見ると、こういう時は何cm被覆を剥いで、こういう時は何cmで・・・

 

みたいに、行う作業によって何cm被覆を剥ぐかの目安が示されていると思いますし、実際の試験でも「ここからここは何cm」というケーブルの長さ指定があります。

 

が、実は実際の試験での長さの指定はかなり大雑把(指定値×0.5〜1.5倍の範囲)で良いので、メジャーで正確に測る必要なんてないんですよね。

 

なので、スピーディーにかつざっくりとで良いんです。

 

おすすめは、

 

“手や工具で長さを測る”

 

です。

 

ペンチやストリッパに目盛を付けて測っている人もいますが、それももちろんOK。

 

僕の場合は、手で測ることが多かったです。

 

例えば、

 

・配線をぎゅっと握って、親指の第二関節から小指の第三関節までが10cm
・配線をぎゅっと握って、人差し指の第三関節から小指の第三関節までが8cm
・人差し指の先から第二関節の骨先までが5cm
・親指の先から第一関節までが3cm
・手をめいっぱい広げた親指の先から小指の先までが20cm
・人差し指と親指をめいっぱい広げたときが15cm
・人差し指の先から第一関節までが2cm。その半分が1cm。

 

という感じで、体の部位で長さを測るんですよね。

 

そうすると、いちいちメジャーなんて添えなくてもいいわけで、スピーディーに長さを測れるわけです。

 

 

例えば、配線の長さが15cm、両端がアウトレットボックスでの接続になっている配線の場合を考えてみましょう。

 

アウトレットボックスでの接続に10cmとると考えると、

 

10cm + 15cm + 10cm =35cm

 

なので、「ケーブル3握り+人差し指」もしくは
「めいっぱい広げた親指から小指 + めいっぱい広げた人差し指から親指」

 

という感じ。
几帳面にメジャーをあてて測ってると、正直時間が持ったないです。。。