第一種電気工事士の合格率と難易度は?

第一種電気工事士の合格率と難易度は?

第一種電気工事士の難易度は、国家資格の中では断然「簡単」なほうです。

 

合格率から見ていきましょう。

 

 

第一種電気工事士 合格率

 

・筆記試験 約40%
・技能試験 約60%

 

 

ちなみに第二種の方はこんな感じです。

 

第二種電気工事士 合格率

 

・筆記試験 約60%
・技能試験 約70%

 

 

上記のデータは最近の試験の合格率データをざっくりと平均化したデータです。

 

 

国家資格の中で「難易度普通」と言われている宅建(宅地建物取引主任者)の試験で、合格率が15%くらいですから、それに比べるとかなり簡単です。

 

ですが、

 

「簡単=あまり役に立たない」

 

というわけでは決してないです。

 

 

電気工事には必ず、「有資格者がやらなければならない」っていう法律になっているので、電気工事士は世の中から必要とされている人です。

 

それこそ、電気工事が必要になるような仕事って、家を建てるときとかリフォームするときとか修理するときとか、エアコン取り付ける時とか、いろんな場面で必要になる仕事なので、

 

“手に職を持つ”っていうのはまさにこのことで、とにかくこの資格さえ持っておけば仕事はあるよね、という類の典型的なものです。

 

電気工事士は、やりさえすれば比較的簡単に取得できるので、こういう不景気な時代にはかなりお得な資格だと思います。

 

 

例えば、“手に職を持つ”っていう意味だと、「宅建」も不動産取引に必ず必要になる資格ですけど、電気工事士に比べると難易度がかなり高くなるので、なかなか取得できない資格です。

 

同じように、「電験3種」とか「行政書士」とかも、宅建よりさらに難しい資格なので、役には立つものの今度は取得するのが難しくなってしまいます。

 

 

そう考えると、電気工事士の資格って、そこまで難易度の高くない試験で手に職を持てるので、めちゃくちゃ人気なわけですよね。

 

で、めちゃくちゃ人気で取得する人が多いにもかかわらず、電気工事業界は慢性的に人手不足なので仕事に困ることがほとんどないと言われています。

 

 

僕は高校の時、そう先生から教わったよ(笑)

 

 

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