電気工事士の次は電験3種だ!
まず最初に第二種電気工事士を取得して、
次に第一種電気工事士を取得して、
じゃあ次は電験3種だ!
っていう方は多いんですけど、そういう方が口をそろえて言うのは
「電験は全くレベルが違う・・・」
ということです。
実際に僕が運営している電験3種受験生向けの塾の受講生でも、かなり多くの人がこういう事をおっしゃっています。
なぜ電験3種は難しいのか?
電験3種が根本的に電気工事士の試験と異なるのは、
“過去問を焼き直したような問題がほとんど出題されない”
っていうところです。
つまり、ちゃんとした「基礎知識」と「理解力」がないと、問題が解けないようになってるんですよね。
極端なはなし、「過去問10年分の解説を暗記しました」で合格できるのが電気工事士、そこまでやっても手も足も出ないのが電験です。
ハッキリ言って、電気工事士は電気の理論的な部分をちゃんと理解してなくても、過去問を暗記すれば合格できちゃいます。
なので、どうしても“試験対策的な”勉強方法になってしまって、それだと全く電験3種のためのステップアップにはならないんですよね。
電験3種は「ちゃんと理解できてないと」合格できないんです。
だからこそ、だからこそ、ですよ。
電験3種を目指すなら全く違う勉強方法が必要
僕がこのサイトのトップページでも言っているように、電験3種を目指している人は、電気工事士からステップアップするんじゃなくて、“最初から電験3種を目指す”ようなやり方で勉強する必要があるということです。
もし、既に電気工事士に合格しているっていう場合も(一種、二種問わず)、「最初から勉強しなおす」くらいの気持ちじゃないと電験3種には合格できないです。
僕はこういう人を多く見てきました。
電気工事士を持っているから、自分はある程度電気の知識を持っているはずだ、っていう気持ちで油断して電験に玉砕された受験生を。
ですので、もしあなたが電験3種を取得したいと思っているのなら、まずは
“電験3種のための勉強”
をしなければならないんだ、っていう事を認識を持ってください。
それは、電気工事士の勉強とは根本的に異なるやり方です。
具体的な一例を挙げると、
“まず、試験対策用のテキストから勉強しない”
っていうのがありますが、その辺は別の専用サイトにまとめていますのでご覧いただければと思います。