技能(実技)試験対策のポイント
第一種電気工事士の技能試験対策のポイントですが、、、
一言でいうなら、
“とにかく練習あるのみ!!”
です。
これは第一種電気工事士、第二種電気工事士、
どちらにも言えることです。
とはいっても、「何からやっていけばいいの?」っていうのがあると思うので、まずは技能試験対策用のテキストを読みましょう。
まず最初に重要になるのは、
「単線図から複線図を書けるようになる」
というところです。
電工二種を取得済みの方は、既に複線図の書き方はマスターしていると思いますが、
第一種電気工事士では、二種よりもさらにやや複雑な単線図を実地することになるので、二種にもまして、さらに早く、正確に、複線図を掛けるようになっておく必要があります。
単線図っていうのは、配線をシンプルに表すために「とにかくここをこう繋ぎましょう」「電灯はここ、スイッチはここ」といった感じで、ざっくりと表現された図面です。
なので、実際は何本も配線が並行しているはずのところも1本で書かれています。
その単線図を、実際の配線と同じように“回路”にしたものが「複線図」です。
まずは、その書き方をテキストで勉強しながら覚えましょう。
(というか、これができないと話になりません。)
その時に、いろんな図記号とか、こういう部分には黒色の配線を使わなきゃいけない、白色の配線を使わなきゃいけないとか、リングスリーブの大中小の区別とか、そういう“ルール”もしっかり頭に叩き込みましょう。
そんなに複雑なルールはないので、すぐに覚えられると思います。
そして、技能対策用のテキストを一通り読んだら、そこからは“練習あるのみ!”になります。
まずはケーブルの配線の剥ぎ方とか、リングの作り方とか、基本的なところからやっていけばいいのですが、テキストの写真を見ながらだとイメージが湧きづらいと思うので、ここで「Youtube」の登場です。
Youtubeでいろんな人が詳しいやり方を動画でやって見せてくれるので、例えば「第一種電気工事士 練習」みたいなキーワードをYoutubeで検索すれば、いろいろ動画が出てくると思ので、そういうのを活用しながら練習していくとGoodです。
個人的な感想ですが、リングの作り方とかはテキストで解説されている方法よりも、実際に手練れの人がやっているのを見たほうが良いです。
いろんなやり方があるので、自分がやりやすい方法を見つけるのも、作品を作るスピードアップのために必要なことです。
(本試験では、スピードが命ですので)
というわけで、技能試験対策のポイントは2つ
1、テキストで複線図の書き方や電気工事のルールを覚えること
2、練習あるのみ!(いろんな人の真似をしながら)
いかがでしょうか。
基本的な対策はたったこれだけです。
もしあなたが既に第二種電気工事士を取得済みのレベルなら、
筆記試験対策で1ヶ月、技能試験対策で1ヶ月、も勉強と練習をすれば十分に合格できるレベルに達するでしょうし、
第二種電気工事士はまだ持っていないか、もしくは昔に取得してもう忘れちゃった、って場合も、
筆記試験対策で2ヶ月、技能試験対策で2ヶ月、もあれば十分なはずです。
そして、このページの「技能試験対策のポイント」。
これで、あなたは合格までの道のりを手に入れました。
あとは、進むだけですね(笑)
というわけで、第一種電気工事士の試験対策をメインにお伝えしましたが、第二種電気工事士もやり方自体は同じです。
もし、第一種を取得する前に第二種を取得する場合は、基本的には同じ方法で学習を進めていただければ大丈夫です。
1、筆記試験対策
2、技能試験対策
・テキストでルールを覚える
・とにかく練習あるのみ
これだけですから。
NEXT=>「電気工事士は過去問だけで合格できる!?」