電気工事士の仕事ってどんなの?
電気工事士の仕事って、第二種か第一種かによって分類されるんですけど、
第一種が第二種の上位資格だと思ってください。
まず、第二種電気工事士が工事できるものは決まってて、主に「一般用電気工作物」の電気工事をすることができます。
「一般用電気工作物って具体的になんだよ」
っていうのが当然の疑問としてあると思いますが、ざっくりイメージすると、どこの家庭にもブレーカーってありますよね?
電柱の電線から単相三線(100V/200V)の電線をブレーカーまで引っ張ってきて、ブレーカーから電灯とかコンセントとかに繋がっていくのが普通なんですけど、第二種電気工事士が担当する工事っていうのがそのあたりです。
つまり、一般家庭とか小規模な事業所とか、低圧(600V以下)の電線を建物まで引っ張ってきて、ブレーカーを通して、建物の中に電線を張り巡らせるような工事です。
まあ、低圧(600V以下)で受電している一般家庭や小規模な事業所の電気工事は第二種で大丈夫っていう事です。
第一種電気工事士は、それにプラスして、「最大電力500kW未満の自家用電気工作物」の電気工事ができます。
まあざっくりいうと、第二種電気工事士よりすごいっていうことです(笑)
ビルや工場とか、高圧で受電する大規模な施設の電気工事を担当することができます。
ちなみに、第一種は試験に合格するだけじゃ資格は取得できなくて、さらに「実務経験」が必要になります。
どうでもいい話しですが、僕は「脚立の3段目以上は登れない」っていう極度の高所恐怖症なので、せっかく取得した電気工事士は完全にペーパー資格になってます(笑)
1回だけ実家のエアコン用にブレーカーから配線を引っ張ってくる工事をやったことがありますが、脚立の3段目にある途方もない壁に阻まれてなかなか工事が進みませんでしたからね(汗)
「ぜったい脚立支えててね、ぜったい離さないでね」
っていう、父親がずっと脚立を支えてやっと工事ができたくらいなんで、そんなんじゃあ仕事になりませんわな。
僕みたいに、脚立恐怖症の方はご注意を(笑)
まあでも、手に届く範囲での「コンセントの増設」とか「修理」とかは問題なくできるので、便利っちゃ便利です。
NEXT=>「電気工事士の年収は?」